おべんきょうノート

自分用です。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

齋藤淺之助翁談話

齋藤淺之助翁談話 二本松藩史 コマ119〜122 翁は金澤屋の主人なり、世良参謀殺當時の事情を知悉せるを以て、一日翁を訪ひ、大要左の如き談を得たりご老人は金沢屋の主人である。世良参謀が殺された当時の事情を詳しく知るだろうと一日斎藤さんを訪問し、次の…

安政6年10月6日 松陰→高杉

安政6年(1859年)10月6日 吉田松陰全集6コマ229、230 僕此度之災厄老兄江戸在アリシノミニテ大ニ仕合申候、御厚情幾久感銘仕候、急ニ御歸國トアレハ残念ナリ然共此間ノ様子父兄朋友へ御話下被候ハゝ又喜フヘシ是望外ノ大幸ナリ 僕のこの度の災難において、…

安政2年 松陰→彦助 士規七則

吉田松陰 26歳 玉木彦助 15歳(従兄弟) 披繙冊子 、嘉言如林 、躍躍迫人、 書物を開けば人生訓となる偉大な言葉の数々が溢れ、躍々と人々へ押し寄せる。 顧人不讀 、即讀不行、 思うに今の人々は書を読まず、読んだとしても実行をしない。 苟讀而行之 、則…

安政6年7月9日頃 松陰→高杉

安政6年(1859年)7月9日頃 吉田松陰全集 コマ210、211 松陰 江戸獄 高杉 江戸 評定所ノ様子大略申上候問ヶ條二ツ、一曰、辰年冬梅田源次郎長門へ下向之節密ニ面會何ヲ談候哉余曰談所無タゝ禪ヲ學べナト學問ノ事ヲ談タル迄ナリ 評定所での様子を大まかに伝え…

安政6年2月15日以前 松陰→高杉

安政6年2月15日以前 吉田松陰全集6 コマ145、146 原文並び替え等。 松陰在野山獄高杉在江戸 此書に御答は御無用、只屈平詩一見したとのみ小田村か愚兄か其外久坂なりかに御申贈り下被度候 この手紙には返答なさらずともよろしい。ただ屈平の詩を目通ししたと…

安政6年11月26日 高杉→周布

一筆呈上奉り候 寒気相つのり候へども、先ずもって、御両殿様ますます御機嫌よくござ遊ばされ恐悦至極に存じ奉り候、且つまた尊公様、いよいよ御清栄、御精勤なさせられ国家のため是悦に候 一筆謹んで申し上げます。寒さが募って参りましたが、御両殿様はま…

安政4年8月21日 赤禰→月性

今朝は客舎へ御尋被下、名家之添書御持参、奉多謝候、拙作揮毫仕候二付直覧、旅中匆々、甚見苦敷汗顔之至二奉存候、萬期明春再開之時迄、草々以不尽 八月念一 尚々、久坂君へも宜疎音(数字不明)度候、以上 月性上人 几下 赤拝今朝は旅籠へお訪ねくださり、…

中野方蔵メモ

中野方蔵【経歴】諱は晴虎、号は臥虎、天保6年3月10日(新暦4月7日)生まれ 父 与兵衛武昭は佐賀藩の足軽鉄砲組、25番組頭。禄50石。家は西堀端(中級藩士の住む地区)、父の死後は会所小路に移る。偶然にも隣が大木喬任、近所に大隈重信の家がある。 藩校 …

久坂 骨董録メモ

安政7年 2/26 高杉、尾寺、子大、松洞、和作、大楽に書遣はす 3/16 子遠、梅太郎へ書状遣はす 万延元年 3/25 道太に論する書を遣はす 3/26 暢夫、新之、子遠へ書状遣はす 4/3 大谷、中井、梅太、留守へ書状遣はす 4/8 佐世、作間、入江に書遣はす 4/18 松洞…

安政3年6月2日 松陰→久坂

安政3年(1856年)6月2日 議論浮泛にして思慮粗浅、至誠中よりするの言に非ず。世の慷慨を装ひ気節を扮ひて、以て名利を要むる者と何ぞ異ならん。僕深く此の種の文を悪み、最も此の種の人を悪む。僕請ふ粗ぼ之れを言はん、兄、幸いに精思せよ。 貴方の論は地…

安政3年5月下旬 久坂→松陰

松陰への初めての手紙 久坂玄瑞、再拝し謹んで二十一回孟士義卿吉田君の座前に白す。 今茲春、鎮西に遊び、肥後に入りて宮部生を訪れ、談吾兄の事に及ぶ。久坂玄瑞より、再拝謹んで二十一回猛士義卿吉田君の座前に申し上げます。今春、私は九州の鎮西に遊学…

9/1ドラマ「あなたの番です」

日曜ドラマ「あなたの番です」の筋書き予想をだらだらとメモしています。考察より感想です。 以下ネタバレ。 最後のシーンを見た視聴者「なんで????????????????????????????????????????????????????…

安政元年3月20日 真木→會澤

安政元年3月20日 真木和泉守遺文 コマ150 淵上祐二郎は郁太郎の兄、祐之の事か。*真木和泉遺文では郁太郎になっているが、その他史料では祐之。 寸楮奉啓。時下漸暖に相成候處、御闔家樣益御履吉可被遊恭賀奉存候。次に鄙生依舊碌々消日罷過申候。乍恐御降…

8/25ドラマ「あなたの番です」

日曜ドラマ「あなたの番です」の筋書き予想をだらだらとメモしています。考察より感想です。 以下ネタバレ。 そうか…このドラマは視聴者に考察・推理を預けるものじゃなくて、劇場タイプで視聴者は観客、第2章から登場した南の想い出話の組み立てのみで明ら…