おべんきょうノート

自分用です。

安政5年正月6日 松陰→秋良

秋良敦之助宛

此の度尊貌を冩しのため松洞生貴地へ罷り出で候間、然るべく御頼み仕り候

この度、お顔(お姿)を写す為(自画像の意味)松洞君がそちらへ参りますので、どうぞお頼み申します。

 

嘱せられし短刀記、僅かに結草致し候へども、鍛工の名及び刀の長さ忘却致し候に付き、此の段草稿へ御書入れ御返し下さるべく候

ご依頼の短刀記、僅かに報いる事が出来ましたが、鍛治職人の名前・刀の長さを失念してしまいましたので、この事を草稿へお書き入れいただき(私に)ご返信ください。


委細は生の口述に附し候なり
  正月六日     寅二拝
秋良君 座右

詳しくは松洞君から直接お聞きください。

  正月六日     寅二拝
秋良君 座右